映画『ファイナル・デッドサーキット』殺人ピタゴラスイッチ

よく考えるな、という感想。

昔、ヴィレッジヴァンガードで自殺するうさぎの本を見つけたことがあって(『自殺うさぎの本』というらしい)、アレの他殺版というか事故版かな、と思った。

ウィキペディアで見ると、これは『ファイナル・デスティネーション』というシリーズ映画の4作目らしい。知らずに観た。『最'狂'絶叫計画』的な、シリーズなのに1とか2とか付かないタイトル。別にいいけど、なんとなく、どうせ見るなら1から観たい派なので、ちょっとなぁ、と思った。

といっても、別にこの映画単体で見ても問題ない。というか、そもそも大してストーリーがないので大丈夫。

 

スプラッターものって、ジャンクフードみたいで、時々無性に摂取したくなる。そして観ている間は結構ちゃんと楽しんでいる。ハラハラしたり、「嫌だなぁ、うわぁ嫌だなぁ」と思いながら観ている。

そして観終わると、「もうこういう映画はいいな」という気持ちになる。

なので、あまり良く評価しようとか人に勧めようとは思わない。別に観なくていいだろって思うから。けれど、スプラッターを観たい気持ちなら、そこそこ面白いんじゃないかっていう感じ。少なくとも僕は退屈はしなかった。

あと、グロいシーンは多いんだけど(それがメインなので)、あんまり痛そうには感じなかったから、個人的に良かった。僕はグロいのは大丈夫なんだけど、拷問とかがムリなので、わりと皆即死で助かった。

 

不穏な出来事の連鎖の見せ方とか、ちゃんと不穏だったし、そういう道具やなんかが元々何でそこにあって、どこに置かれていたのかとかしっかり見せてくれるから、超常現象なんだけど、嘘っぽくはないというか、偶然が重なっているようにもギリギリ見えるバランスにもなっていた。

ある場面では、さんざん前フリしつつ、実はそれは関係なかったという外しもあったりして、そのあたりの丁寧さは感じた。

まあでも、僕はモンスターが包丁持って追いかけてくる映画の方が好きかなぁ、と思った。